Arne Jacobsen アルネ・ヤコブセン
オーガニックな名作椅子が、空前のロングセラーに。
建築から家具まで、トータルにデザインを手掛けることも多かったアルネ・ヤコブセンは、王立デンマーク芸術学院を経て、1930年に建築事務所を設立。機能主義やモダニズムに基づいた直線的な建築を多く手がけました。代表作には1960年竣工のSASロイヤルホテルなどがあります。また自身の建築のためにデザインした家具には、自然からの豊かなインスピレーションが活かされ、帆句法デザインを代表するロングセラーとして現在も広く親しまれています。
セブンチェア(左)
現在までに600万脚以上が生産されたという「セブンチェア」。成型プライウッドの特徴を活かしたデザインです。
エッグチェア(右)
コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのロビーや客室のために、1958年にデザインされた「エッグチェア」。ヤコブセンは、このホテルで使用されるさまざまなアイテムをデザインしました。