Hans Bolling ハンス・ボーリング
木工の技が生きた工芸品「ダック」の生みの親
ブラバンド生まれ。学生時代、一時は広告デザイナーを目指しますが、やがて建築家を志して王立デンマーク芸術学院に進みます。1950年代、あるコンテストの商品として木工機械を贈られ、木の人形を好んで作るようになりました。卒業後は、住宅や市役所などの建築だけでなく、家具、人形、アート作品など幅広い分野に才能を発揮しました。
Duck & Ducking
単純な形の組み合わせでアヒルの愛らしい佇まいを表現した「Duck & Ducking」。1959年に新聞に取り上げられて話題となりました。コペンハーゲンの街中を散歩するアヒルの親子がモチーフになっています。