ERIK Jorgensen エリック・ヨーゲンセン
時代の空気を体現する、軽やかな創造性を重視
1954年、エリック・ヨーゲンセンがスヴェンボーで設立。職人技を大切にしながらも、当時からモダンデザインの潮流を意識して、張り地の技術に力を注ぎました。そのため、曲線を多用した難易度の高い椅子を数多く世に送り出す役割を担います。ヨーゲンセン自身もデザインを手がけたほか、ハンス J・ウェグナーからルイーズ・キャンベルまで、各世代の優れたデザイナーを起用しています。
CORONA(左)
ポール・ボルターの「CORONA」は1962年に発表されました。いかにもSF的なフォルムですが、シートの角度は人間工学にも適っているデザインです。
EJ2800・SEESAW(右)
ルイーズ・キャンベルの「EJ2800・SEESAW」は、本当にシーソーのように動くユニークな椅子です。エリック・ヨーゲンセン技術の高さが、デザインの自由度を高めました。