GETAMA DANMAR ゲタマ
ウェグナーが関わった、北欧3大ブランドのひとつ
マットレスを製造する会社として1899年に創業。やがて並行して椅子を作り始め、1950年代初めからハンス J・ウェグナーを起用して、カール・ハンセン&サンやヨハネス・ハンセンと並ぶ存在となりました。特にゲタマのウェグナーの椅子は、機械加工の長所と確かな職人技の長所を巧みに組み合わせたモデルが目立ちます。1990年代にはナナ・ディッツェルの家具シリーズも発表。またマットレス技術の応用で、ソファも完成度の高いものが揃っています。
GE284A
1984年発表のハイバックイージーチェア「GE284A」。このように直線を基調とした木の椅子は、ウェグナーのキャリアの後期になるほど増える傾向にあります。木工技術に習熟した職人の減少が、その変化の背景にあるとも言われています。しかし、ディテールの仕上げは繊細です。