NIELS VODDER ニールス・ヴォッダー
フィン・ユールのオリジナルを具現化した北欧の名門ブランド
デンマークやドイツで体得した技術を活かし、名匠ニルス・ヴォッダーが1915年にコペンハーゲンで始めた家具工房です。1936年から1950年代後半にフィン・ユールがデザインした家具を製造したことで知られています。ユールの家具の制作は難易度が高く、この工房がなければ世にでなかったと言われています。またヴォッダー自身もデザインを手がけたほか、一時はアルネ・ヤコブセンらもデザインを提供しました。工房は1970年代初めまで続きました。
SR ARMCHAIR
ハンス J・ウェグナーの「ザ・チェア」をより彫刻的にしたような「SR ARMCHAIR」。デザインはシグルド・レッセルによるものです。
NV-46
アームや背もたれをはじめ、さまざまなディテールが有機的な曲線を描く「NV-46」。細いパーツを用いた座面の下のフレームの構造も目を引きます。フィン・ユールがインテリアを手がけたビング・グロンダールのショールームで使われていました。